気の向くままにアナログレコード

2016年11月21日月曜日

Cilla Blash 1st EP

1964年4月にリリースされた、シラブラックの1stEP。フォアモースト同様マネージャーは、ブライアンエプスタインだ。彼女をブライアンエプスタインに紹介したのは、ジョンレノンらしい。やはり、ビートルズと同じParlophoneからのデビュー。プロデューサーもジョージマーティンである。
このEPが発売される前に、レノン・マッカートニー作の"Love of the Loved"や"Anyone Who Had a Heart"がヒットしている。
写真やジャケットのデザインが安易な感じがするけれど、きっと大急ぎで作られたのであろう。エプスタイン傘下でデビューを果たした、若いミュージシャン達の初々しい雰囲気が伝わってくるようだ。

Released in April 1964 by Parlophone in the UK (catalogue number GEP 8901).

2016年11月18日金曜日

The Fourmost 2nd EP

1964年リリースのフォアモーストのセカンドEP。ブライアンオハラ作曲のオリジナルナンバーが2曲収められている。写真に写っている建物にはネムズエンタープライズ社のオフィスがあったようだ。
ネットを検索すると確かに、同じ日のフォトセッションと思われる別カットにブライアンと一緒メンバーが写っている。まさに、当時のマージ―サウンドを物語るスリーブデザインだと思う。曲のアレンジもシンプルで飽きのこない曲ばかり。

Released in 1964 by Parlophone in the UK (catalogue number GEP 8917).

The Fourmost "Here There and Everywhere/You've Changed" 7 inch single demonstration record

1966年にリリースされたフォアモーストによる、レノン・マッカートニー作品の7インチシングル。ビートルズよりも少しアップテンポのアレンジされていて、途中からストリングスがアレンジされている。ボーカルはほぼオリジナルのままだ。ブライアンエプスタインが、マネージメントをしていたけれど、この頃になると、マージ―ビートと言われていたグループも変化を余儀なくされていたようだ。I'm in Loveのようなシンプルなサウンドが彼らには合っているように思う。

Released in 1966 by Parlophone in the UK (catalogue number R 5491).

2016年11月17日木曜日

The Fourmost "I'm in Love/Respectable" 7 inch single demonstration record

フォアモーストの1963年に発売されたセカンドシングル。作詞・作曲はレノン・マッカートニー。前回紹介したEPにも収録されている。不思議な始まり方をするこの曲は、思わず聞き入ってしまう不思議な魅力がある。でも、曲の長さは2分程度。あっというまに終わってしまう。エンディングもどことなく儚い余韻を残しながら、するりと手の平からこぼれていくような感じだ。

Released in 1963 by Parlophone in the UK (catalogue number R 5078).

The Beatles "Yesterday" EP

12番目のビートルズのEP。カバー写真はNowhere ManのEPと同じ、Robert Whitaker。カラー印刷とは思えない色合いになっているのは、故意なのかこうなってしまっただけなのか・・・。不思議な色調だ。LP盤のHelpのジャケットが、4人がスキーをするシーンを連想させる白地のデザインであるのと対照的なデザインになっている。収録曲は、"Yesterday" "Act Naturally" "You Like Me Too Much" "It's Only Love"の4曲。リードボーカルがGeorge HarrisonとRingo Starrの曲が含まれ、ファン思いのEPだと思う。

Released on 4 March 1966 by Parlophone in the UK (catalogue number GEP 8948).

2016年11月13日日曜日

The Fourmost "The Fourmost Sound" EP

ビートルズと同じParlophoneからデビューしたThe Fourmostの1st　EP。収録曲は、"I'm in Love""Respesctable""Hello Little Girl""Just in Case"の4曲。4曲中2曲をレノン、マッカートニーが提供している。ビートルズやジェリー＆ザ・ペースメーカーズのような洗練されたバンドではなかったかも知れないけれど、いつまでマージービートの香りを持ち続けていた、そんな彼らの歌や演奏が大好きで、ふと聴きたくなる時が時々ある。

Released in 1966 by Parlophone UK (catalogue number GEP 8892).

2016年5月28日土曜日

The Beatles "Nowhere Man" EP

英国で現役時代に13番目にリリースされたビートルズのEP。英国盤EPのジャケットデザインはどれも秀逸なのだが、The BeatlesとNowhere Manのフォントがサイケデリックな時代への序章を感じさせる。収録曲はタイトル曲の"No Where Man"から始まり、"Drive My Car""Michelle""You Won't See Me"の4曲。アルバムを聴かなくても、このEPだけで彼らが開いた新しい世界を十分堪能することができる。音質はLPの方がはるかに良いが、ジャケットを眺めながら聴くこれら4曲は、LPでは体験できない不思議な感覚に私を導いてくれる。

Beatles Nowhere Man EP UK 1st issue Front Cover

Beatles Nowhere Man EP UK 1st issue Label

Released on 8 July 1966 by Parlophone in the UK (catalogue number GEP 8952).